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怪我する人しない人。ポジティブマインドが大事?

BMXライダーに限らず、怪我する人はするし、しない人はほとんどしないなって思います。ベテラン看護師さんいわく、入院レベルの怪我をする人って大抵3回は繰り返すらしい。

僕は完全に前者のタイプ、繰り返し怪我をしてきたし、骨折して手術&入院、復帰に一年以上かかることもありました。先日のキメラゲームでマサが足の甲を粉砕骨折。翌日病院に連れて行き、彼の車椅子を押しながら自分の怪我を振り返っていました。

2010年: スネの骨折った時

自分の経験からですけど、怪我する人って自分のスキルを過信しがちだと思います。慢心しているタイミングとでもいうのかな。僕の場合は乗れてる時期に怪我します。イマめちゃくちゃ乗れてるし、どこでも攻めれる慢心モードに入ってしまい、コケることとか、怪我のことを完全に忘れちゃってるんですよね。そんな時に移動中とか、撮影後のセッションとかでしょうもないことで怪我することが多いです。怪我しそうな周期とか、自分の怪我サイクルって把握してるつもりなんですけど、何度もやっちゃうんすよね。その瞬間ものすごく自己嫌悪になりますけど…

2010年: スネ骨折後のリハビリ期間

逆パターンの例を出すと、Stranger / primoのユウミって昔から怪我しないんですよね(長期的に乗れないよう怪我ね)。これイケるの!?みたいな危ないラインとかスポットを果敢に攻めていますし、それを近くで撮っていましたけど、失敗してもコケ方が上手いです。自分のBMXスキルと身体能力をしっかり把握しているんですよね、その上で無理していない感じ。

怪我すると大好きなBMXに乗れなくなるし、金かかるし、仕事できないし、いろんな人に迷惑かかるし、ほんといいことないんですけど、今になって経験としてよかったなって思うこともあります。

・怪我した人の気持ちがわかる
大怪我とかしたことない人には当然わかんないと思うんですけど、怪我した人って気丈に振る舞っているだけで、結構へこんでいます。とくに、長期的に乗れないレベルの怪我した時は、自己嫌悪になりがちです。なので、近くに怪我をした人がいたら、なるべく寄り添ってあげてください。

・家族・友人への感謝の気持ちを再確認
怪我したときに限りませんが、辛い時期、家族、友達の存在に救われます。そしてその度にありがたみを再確認😭普段から感謝しろって話なんですけど。話聞いてくれたりケアしてくれたり、いつもいつも本当にありがとう!

・BMX以外の新しい趣味が見つかる
BMXライダーって、ほんとチャリしか乗ってませんみたいなパターンが多いと思います。BMXは少し休んで、新しい趣味に手を出してみるのも良いかも?僕の場合は、怪我の時期に漫画とアニメが好きになりましたね。今でもアニメはよく見るし。あと英語の勉強をスタートしたのも入院中からでした。

・最強のポジティブマインドが手に入る
いくら後悔しても時間は戻らないので、ポジティブになるしかない。
長期入院中に「自分だけに与えられた特別な試練だと思え」と父から言われたんですけど、今思うとそれってめちゃくちゃポジティブマインド。今の環境をどうプラスに持っていくか考え方一つだと思います(怪我だけでなく)。
怪我した時に最初に考えるのは、この程度の怪我でよかった〜ってことです。最悪、死んでたかもしれないし。

BMXって常に危険と隣り合わせなので、やる時はやっちゃいます。それはもうどうしようもないので、次に生かすしかないです。
怪我の間にできること、怪我を治すためにやるべきこと、復帰してからやりたいことを考えるのが大事なのかもしれません。

ちなみに、去年の今ごろは指の骨が折れていました…