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日本と香港を繋ぐBMXライダー

BMXを愛する者たちが集い、自然と生まれるコミュニティ。ライダーたちはそれを”ローカル”と呼ぶ。
全国各地、海外に存在しているBMXローカル。
そこにはどのようなBMXシーンがあるのだろうか。

現地ライダーに直撃インタビューする本企画。
第1回目は日本から香港に移り住み、現地のライダーたちと親交を深める古澤祐介にインタビュー。映像も公開したので要チェックだ👀

Q1. 自己紹介をお願いします

古澤祐介29歳 山形県出身です。
職業は会社員です。

BMX歴は約11年になります。18歳の時に地元の親友にBMXを勧められて購入しました。22歳までガチな体育会系バスケ部に入ってて全然乗ってなかったんですけど21歳くらいの時から西東京の土肥さん、横須賀の山さん文湖さんと出会いBMXにどハマりしました。元々教師を目指して過ごしていた10代でしたがBMXに出会い楽しい人生に変わっていったと思います。BMX一つで言語関係なく世界中の人と繋がれるのが大好きです。

Q2. 香港に移住してどのくらい経ちましたか?

香港には2019年8月から住んでます。香港の前は東京に1年半、その前はカナダはトロントに2年住んでました。当時日本でもニュースになってましたが、
デモ真っ只中に仕事の転勤で香港へ行くことに。
香港来てすぐに武装した警官に毎日遭遇、催涙ガスを吸う経験をしたりと激動のタイミングで香港に来れてある意味いい経験をしていると思っています。
最近香港の企業に転職しましてまだ滞在もできるのであと~2年程香港にいようかなと考えております。

近いはずの日本にコロナで全然帰れないのが今はつらいです。

Q3. 今回、映像をリリースした香港ローカルのSHOCKERとは?

フィルマーのボブから「Everyone can be a SHOCKER crew if they want to」とのこと。香港のOGクルー的な存在です。
けど実はSHOCKERはクルーっていうより香港のアンダーグラウンドbmxメディア。
2009年にスタートした香港のローカルライダーをメインに撮影しBMXが好きで映像を発信している世界中の人たちに向けて発信するのがコンセプトですね。

filmer Bob

本日公開した最新の映像がこちら。香港のシーンが詰まった映像なので、ぜひチェックしてみてください。

Q4.映像のコンセプトについて少し教えて

香港って大きく分けると香港島(ホンコンアイランド)、九龍(カウルーン)、新界(ニューテリトリー)と3つに分けれるんですけど、ほとんどのライダーが海を挟んだ九龍、新界エリアに在住してて今回香港島に住んでる自分とOscar2人で香港島スポットオンリーのeditを出そう。となり去年の8月から3〜4ヶ月かけて撮り溜めました。

Oscar(オスカー)はSHOCKER クルーの1人であり香港BMXシーンを盛り上げてくれる存在でJAMとかも主催してくれるライダーです。何か一言!と聞いたら「I’m just a Hong Kong guy from east side.」
香港のイーストサイド、香港を代表するストリートライダーです。Stashのアレン、aliveりゅうたろうくんとも交友が深いライダーです。

Q5. 香港に住んでみて、現地のBMXシーンをどう感じていますか。

香港ってかなり小さくて大きさでいうと東京の半分くらいの大きさなんです。
香港のライダーの割合はほとんどがストリートライダーです。日本との環境と比べるとスポンジプールやレジー等の環境は皆無でほとんどがストリートで乗ってます。
香港も東京や大阪同様世界的な都市でストリートスポットが至る所にあります。雑多な街並みが東京とはどこか似てるようで全然違う環境でストリートライティングの映像としても映像が映える街です。

是非、コロナが明けましたら香港のスポット案内しますのでお越し下さい!