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秋の交通安全運動から紐解く都市とスタイルの関係性 [上巻]

最近、いや昔からだけど、何かとモトブンカ放送や巷で話題になるスタイルの話。今回は秋の季節ということで「秋の交通安全運動」から考える「スタイル」について書いてみた。

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秋の交通安全運動

期間:9月21日(火)から30日(木)までの10日間[交通事故死ゼロを目指す日 9月30日(木)]

主催:内閣府、警察庁等10府省庁、都道府県、市区町村、関係13団体

全国重点

・子供と高齢者を始めとする歩行者の安全の確保

・夕暮れ時と夜間の事故防止と歩行者等の保護など安全運転意識の向上

自転車の安全確保と交通ルール遵守の徹底

・飲酒運転等の悪質・危険な運転の根絶

警視庁のHPから抜粋

あまり知られてないけど警視庁のホームページに概要が書いてあるんだよね。今回は「自転車の安全確保と交通ルール遵守の徹底」が重点項目にあるね。でもありがたい、まんまと教えてくれるなんて。へへへ。まさか先生が「ここテストに出るからね」って教えてくれてるのにも関わらずわざとそこを勉強しないでテストに挑むバカはいないよな?

そもそも警戒レベルMAXに引き上がるこの期間に乗らなきゃいいって話だけど、わかるよ、そこはオレも同じ。んなこたぁーシカトして乗るっしょ!ただこっちは生きるか死ぬかだ。そんな安易餌食になるわけにはいかない。

ってことで、今回は特別に対策方法を教えちゃお!

奴らにはぜってー秘密だからな!

・対策レベル1

まずは一番簡単でありながら一番効果のある対策だ。

自転車乗りの良い子ちゃんアピールアイテム、そう、前後ライトを付けろ!前後というのがポイント。前だけじゃまだまだ隙がある。奴らは闇雲にバイシクルを止めているわけじゃない。絶対にキッカケがあるはずだ。その中で遠くからでも一目瞭然である無灯火は一番のキッカケになる。街を走っていて声をかけられた時点でメタルギアでいう「!」状態だ。ただ残念ながらこちらにはスタングレネードもチャフグレネードもない。まずは最善を尽くして「!」が出ないようにしろ!

※対策レベル1でほぼ完璧なまでのカモフラージュを咬ませるが、一段上に行きたいそこのあなたは下記の対策も試してみよう!

・対策レベル2

街にある犬小屋の位置を全て把握しろ。

は?何言ってんの?って感じだが、実際にやってみてわかったことだ。一気にレベルが上がるが驚くほどスムーズにミッションを遂行することができる。犬小屋だけあって高確率で奴らがいることは猫だってわかる。その周辺も散歩帰りの犬に遭遇する確率が一気に高くなる。なんだったら奴らが待ち伏せに使う交差点もいくつかあるはずだ。それらを全て頭の地図に叩き込め。こちとら時間はない。犬小屋があるからそこだけ自転車を降りて歩くとか、かといってリスクを背負ってとぼけた顔で横切るのもあまり利口ではない。だったら犬小屋の前を通らなければいい。単純なことだ。スポットを覚えると同時にどこに犬小屋があって、どう避けながらスポットに辿り着けるかを考えればいいまでだ。

・対策レベル3

ここまでくるともはや殺し屋レベルだ。

スポットの警備員の巡回、犬の散歩時刻を事前調査しろ。

このビルはテッペンを過ぎれば警備員はいなくなる、深夜2時くらいにこの辺でよく犬が散歩しているなど、自分のいる環境下を理解して任務を遂行するんだ。どうしても警備レベルが高いスポットで撮影するならば、リミットを決めろ。30分、いや、15分。リミット切れになったらメイクしていなくても退散だ。今回はお前の負け。ただ見つかってはいないから次回のチャンスが残されているだろう。当たって砕けろ作戦で出てきたら応戦はそれこそ殺し屋のやることだ。

・対策レベルMAX(最終手段)

これはかなり危険が伴う上に、成功率が著しく低い。

ただ何回か成功例は見たことがある。これは作戦とか理論とかの話じゃない。

ジャパニーズスーパーソーリー通称「土下座」や「遥々遠くからこのためだけに来たんですぅ〜泣」など相手の情に訴え「お願い、あと1回だけ…。」っとインスタグラマーばりの上目遣いでお願いをする、つまり「交渉」だ。

自分自身からこれについて助言できることはない。ただ相当こちらのハートも強靭でなければいけないことはわかる。

まずオススメはしない対策だが、どうしようもない時の手札としてそっと引き出しにしまっておこう。

さて、いくつか秋の交通安全運動に関する対策を教えたが、そろそろお気づきになられた方もいるだろう。

そもそも世間から煙たがれるストリートライダーからしたら年柄年中交通安全運動が起きている状態じゃない?

その通り、安全運動だろうが秋だろうが春だろうがしっかり対策をしていればこっちとしては関係のないこと。ストリートライダーは常に危機的な状況下にあり、安全性なぞ1ミリも約束されていない。その事をふと忘れた瞬間にあなたの横には犬がいるでしょう。わん!

長くなったので、これを元に書くスタイルについては次回に続く…

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