MAINTAIN V “PAVEMENT ETHOS” BOOK BY ROB DOLECKI

アメリカのイーストコーストを中心に長きに渡り、歴史に残る瞬間を写真に収めてきたRob Dolecki(ロブ・ドレッキー)の写真集「MAINTAIN(メインテイン)」の第5段、"PAVEMENT ETHOS"をご紹介。 MOTO文化通信Vol.2の中でRob Dolecki(ロブ・ドレッキー)にインタビューした記事はコチラから どちらもRODI CONNECTにて発売中! 本作はロブ本人が20年間に渡り見てきた、ストリートシーンの中心で活躍してきたライダーにフォーカスしたハイクオリティな写真と24人のインタビューからなる256ページのハードカバー超大作。 イーストコーストを中心としたレジェンドライダー、Edwin De La Rosa(エドウィン・デラロサ)、Bob Scerbo(ボブ・シャーボ)、Lino Gonzalez(リノ・ゴンザレス)、Steven Hamilton(スティーブン・ハミルトン)、Mark Gralla a.k.a Rat Kid(マーク・グラーラ通称ラットキッド)などなど、名だたる面々の歴史的瞬間が納められている。 日本人からは白石大輔と増田"ペギー"信宏のインタビュー、日本でロブ本人が撮影した老松"オソマツ"一瑛と村田怜人を含めた4人の写真も収録。 また、全編英語ではあるが、普段彼らが絶対に語ることのないストリートへの考えやエピソードを語っているところも見所。これはロブが彼らを20年間以上に渡り撮影し続け、本人達から絶大な信頼を得ているからこそ成し得ることだ。 BMXストリートシーンにおいて歴史に残る一冊、おすすめです。 RODI CONNECT

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アートをより身近に背伸びをせずにありのままに

MOTO文化通信Vol.1の表紙を描いた京都在住の絵描き/BMXライダーのTim Kojima。自分を表現する方法は人それぞれですが、その意味を一度見つめ直すことも重要なのかも。BMXに置き換えると、いわゆるスタイルに通ずる話なのかもしれません。Timの最新のインタビューをどうぞ。

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秋の交通安全運動から紐解く都市とスタイルの関係性 [下巻]

続きです。[上巻]はコチラから 秋の交通安全運動真っ只中、みなさん、如何お過ごしでしょうか。 さて、いよいよ本題。前回ふざけながらも真面目に紹介した対策、そんな逃げてるようなスタイルはダサいって?それより堂々と酒飲んで騒ぎながらタバコ吸って、警備員だろうと犬だろうと自分らが同等の様に振る舞って、注意されればスマホのカメラを向けて煽って対抗する方がストリートだって?カルチャーがなんだって?まぁもうちょい聞いてくれよ。今回は少し真面目に話すから。 話が少し変わってスタイルの話になるけど、この話が出てきてよく例に出されるのはアメリカの東西の分け方。いわゆるイーストコーストかウェストコーストかの違い。ここではあくまで例として東西のみに焦点を当てるけど、もちろんスタイルはそんな簡単に分類出来るものじゃないことはわかってる。そもそもなんだよ、イーストだウェストだって感じだけど、BMXに限らず、ヒップホップとかでも一応それなりに同じ考えで分類が出来るところが面白い。もちろん全てがこの法則に当てはまっているわけではないけどね。正解でもない。 簡単に説明するとイーストコーストはどこかシンプルでありながらストリートに対する主張が激しい。BMXでいうとニュージャージーとニューヨーク周辺で活動するアニマル周りが代表的な例かな。単純に技で魅せるというより、スポットであったり都会ならではの酷な環境化を逆手に取りストリートを主張する。イーストコーストは過酷な冬を毎年乗り越えなきゃいけないことも関係しているんだろう。 ヒップホップの原点はニューヨークのブロンクスという地域で生まれたといわれている。つまりイーストコーストが発祥の地だ。イーストコーストのヒップホップはライフスタイルや出身地、犯罪、社会情勢、などをテーマにすることが多い傾向にある。アーティストでいうとNas、The Notorious B.I.G、Gangstarr、Jay-Zなどなど。スタイルは違えど曲作りもどこかシンプルなものが多い気がする。 一方でウェストコーストはロサンゼルスやカルフォルニアといった年中最高の気候の中でスキルを磨き込み、ファッションの発信源でもあるが故か洒落込んだブランドを身に纏いシーンの最前線を牽引するイメージ。BMXでいうとFITやCULT、STRANGERといったブランドあたり。完璧な気候と数々のスケートパーク、チルに乗れる環境下でスキルを磨き続ける。ライダーからしたら天国と言っても過言ではない環境だろう。 ヒップホップでいうウェストコーストの代表的なアーティストはDr.Dre、Snoop Doggy Dogg、2 Pac、だろうか。歌詞は警察に対しての批判や政治に対する文句が多いかな?イーストコーストとの大きな違いは曲調もポップで洒落込んだものが多く、トラックも電子音やトークボックスが多用される技術を駆使したような楽曲が特徴的だ。 ヒップホップに関してはあまり詳しくないが、なんとなく知っているだけでもBMXのスタイルに同じところが多く見られるのは気のせい?まぁここで音楽のお話をしてもしょうがないからBMXのスタイルに話を戻すと、なぜ大きくスタイルの違いが東西で出てきているのか。偶然?流行り?本当にそうだろうか。 そもそも「スタイル」ってなんだよ。 「反復する生活から生まれるもの」 イーストコーストといえば大都会、ビルが敷き詰められ、欲望を抱き忙しなく交差する人々、様々な私情、他人の事を考える余裕などないそんな街。東京と似てるなって思う部分も多いけど、正直生きてる上でのストレスはすごい。街中でヤカラやババアが怒鳴ってることなんてしょっちゅうある。そんな奴らの恰好の的になるのが道端にいる弱者、おれらだ。BMXを持って座ってるだけで通報されるなんてこともある。そりゃ年柄年中交通安全運動状態になるわけだ。そうなると撮影に何時間もかけてる暇はない。そんな酷な環境下に適応するにはどうしても削らなければいけない部分が出てくる。つまりやり続けたければ前回に話したような対策を必然的にとらないといけなくなる。 もちろんストリートである以上はウェストコーストが楽に乗れる場所とは思わないが、乗る環境としては少なからずイーストコーストよりはマシだろう。その分スキルを持ったライダーがうじゃうじゃいるけどね。スタイルはどちらがカッコいいかとか正解とかではない。その環境下を大きくも小さくも如何に考えた上で行動しているか、如何にその生活リズムを反復し続けるかだ。そしてそれがいつしか他人からスタイルと言われるようになっていき、カルチャーとして輪の外に受け入れられるようになっていくんじゃないか。 今回は季節柄を踏まえて秋の交通安全運動を機に、弁えた、そして環境に合わせ流ことによって、いずれはスタイルになりカルチャーが生まれるんじゃない?というめちゃくちゃな考えを提示してみた。 悪い言い方かもしれないけど一歩輪の外を出ればストリートライダーはどう足掻いても汚い路上のドブネズミだ。それでも好きでやるからならドブネズミなりの知恵を付けて行動を弁えた上でストリートを這いずり回り続けろ。そして絶対に止めるな。ただ罠にハマったらお前の負けだ。どうやっても捕まえられない、そもそも奴らに気がつかれもしないドブネズミがいたらきっとそいつはドブネズミ界ではトップスターだぜ?そして極めればいずれはドブネズミ界の外でもトップスターになれる?かもね。 秋の交通安全運動から紐解く都市とスタイルの関係性 [上巻]はコチラから

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