街の至る所にヤバイスポットがある!という話は諸先輩方から聞いていて、ずっと行きたかった韓国。
インスタで繋がっていたJi hoonやLeeにも会いたかったし、アジアのBMXシーンを知りたい欲求が高まっていた。
そして、2018年の夏に当時まだ高校生?くらいだったルナとライオ、旅の盛り上げ役としてTECHNICAL KICK OUTこと高尾アキラを連れて韓国へ向かった。
宿に到着すると近くにお手頃なバンクがあったので、僕のツアー経験値+スポット適応能力を若手に見せつけたい。そんな想いを込めて渾身のフルバニー。このあとバンク面でフロントタイアがスリップして手の甲を激しく地面に打ちつけた。恥ずかしかったから痩せ我慢してたけど、これはヒビいったなーって思うくらいの痛みだった記憶。
1スポット目で僕は乗れなくなったので、それからは撮影に徹することに。そもそもルナとライオを韓国に連れてきたのは、Celladoors.の撮影が目的だったし、ちょうどよかった?のかも。
想像している以上に韓国にはストリートスポットが多い。それも極上の、ユニークな形状をしたスポットが沢山ある。初っ端クラッシュしたり、スポットの誘惑が多くて、やたら時間かかったけどなんとか集合場所に到着。韓国のローカルライダー、先乗りしていたBGMのプッチーが出迎えてくれた。
2泊3日のショートトリップだったけど、ローカルライダーは沢山のスポットに連れて行ってくれて、日本から来た僕らを楽しませてくれた。高尾アキラは持ち前のコミュニケーション能力でみんなの笑いをとり、ルナとライオが韓国の若手ライダーと仲良くなっていく姿が微笑ましかった。
一方でCelladoorsの撮影は、予想よりも撮り進めれていなかった。初めて訪れた国、ストリートスポットでの撮影。経験したことのない状況の中、若手2人は、思うように乗れない悔しさを口にしながら深夜まで撮影は続いた。こうしてCelladoors.KOREA編の映像を完成させたのだ。
あれから3年経って、彼らは身体的にも精神的にも成長したし、もちろんBMXスキルも。この時と比べるとストリートでも乗れるようになった。近頃は、各々が自分のやりたいことを自ら発信して突き進んでいる。この韓国ツアーでの初々しさを知っているだけに、その活躍を嬉しく感じています。
また韓国行きたいな。もちろん高尾も連れて