お久しぶりです、編集長の大輔です。
MB5周年イベントからヨーロッパツアー、そして熊本でのカチアゲのオープニングイベントまで駆け抜け、やっと一息…と思ったら喉風邪をひき、気づけばもう9月に入っていました。
あの慌ただしかったMOTO-BUNKA 5周年イベントも、もう1か月前のことなんですね。時の流れの速さに驚きます。ヨーロッパツアー日記も早く仕上げます💦 最近サボりがちだった週刊MOTO-BLOGも、更新を頑張っていきます!
さて今回は、MOTO文化放送の“準レギュラー”となりつつあるヒデヤ(ロックスター)との収録の話を少し。
収録中、彼が「口に出すことが行動の第一歩だ」と話していました。一見シンプルで当たり前に聞こえるかもしれませんが、本当に実現したいことや理想の姿を言葉にするのは、意外と勇気がいるものです。
なぜなら、その時点では「実現するか分からない」から。
周囲に「無理だ」と思われたり言われたり、結果が出なかったときの不安が頭をよぎる気持ちもわかります。でも、それを気にせずに口に出し、行動を始めることが大事なのだと思います。
僕自身も、新しい挑戦のときは常に不安があります。たとえばMBの5周年企画も、スポンサーも決まっていなければ、素材なども何もないゼロの状態から「世界中からアートワークを集めて、本を作って映像を作って、展示BMXも作りたいし、都内でギャラリーを借りてエキシビションをやろう!」とMBチームに提案したのが始まりでした。できるかどうか分からない状況でも、まずは「やる」と言い切ることを大切にしています。映画祭のように年単位の大きなプロジェクトでは「来年開催します!」と宣言したもの、その日までメディアを続けられるのだろうかという不安もあったりします。
実現に向けて一体どうしているのかというと、口に出したその日から「どうすれば実現できるか?」「何が必要か?」を考え、ひたすら動きます。そしてそれを毎日繰り返します。その辺はインスタグラムには載らない泥臭い作業が主です。そうすると、最初は真っ暗な状態だとしても、少しずつ光が見え始め、「いけるかも!」と思える瞬間がやってきます。まったく見えてこなくて、これは無理だなと諦める事だってあったりします。
結局のところ、「やる」と口に出すことは自分との約束でもあるし、周りの人たちへの宣言でもあります。そこからすべてが始まります。実現すればもちろん最高なんですけど、結果的にそうじゃなくてもいいと思います。それはそれで新たな発見だと思います。
みなさんも、もし心の中に秘めた思いや目標があるなら、ぜひ言葉にしてみてください。その瞬間から、未来が少しずつ動き出すかも?
⚡︎MOTO文化放送⚡︎
MOTO-BUNKA 5周年ブックの内容に触れつつ、ドイツ&イギリスツアーでの思い出を振り返る会。
本日のスペシャルゲスト: HIDEYA ROCKSTAR
ホスト: DAISUKE / MOTO-BUNKA
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BMXメディア「MOTO-BUNKA」の5周年を記念したMOTO文化通信の特別号をリリース!
5年間で関わってきた多彩な人々へのインタビューを中心に、BMXストリート、フリースタイル、フラットランド、レースといった幅広いジャンルを網羅した内容になっています。
前作「MOTO文化通信 Vol.3」から大幅にアップデートされ、サイズはA5からA4へ、ページ数も138ページとボリューム満点。
インタビューのほとんどは対面で実施し、リアルな言葉と空気感、その人の本質に迫る内容が収録されています。
登場するのは、JFBF代表の出口智嗣、トッププロレーサーの中井飛馬、430代表の上原洋、X GAMES金メダリストの内野洋平、世界から注目を集めるプロライダーの佃勇海。さらに、業界の道を切り拓くVan Homan、女性BMXメディア「THE BLOOM BMX」、DIG BMX創設者のWill Smythなど、国内外でBMXシーンを牽引する存在たちが名を連ねます。
さらに、2025年現在、日本全国で活動する全38ローカルの特集や、MOTO-BUNKAと縁の深い世界12ヵ国・34名のアーティストによる地球ロゴをテーマにしたアートワークも掲載。
全編英訳付きで、海外の読者にも手に取ってもらえる一冊です。









【目次】
・異才が語る、“表現”という生き方 | Yumi Tsukuda
・全てはライダーの為に | Satoshi Deguchi
・BMXな人生と、業界に残したいモノ。| Yuta Tominaga
・「From BMX Riders」 という考え方 | Hiroshi Uehara
・何年経っても、生き続けるブランド | Alive Industry
・人生に、BMXという一本の筋を通す。| Van Homan
・女性BMXシーンにおける進歩と成長の軌跡 | The Bloom BMX
・Thank You BMX | BBC – BASHI
・JAPAN LOCAL CREW 2025
・MB Earth Art Collection
・競技者の枠を超え、新境地へ | Asuma Nakai
・業界への憂い、そして新たな希望 | Yohei Uchino
・Taiwan BMX | STASH BMX SHOP
・Hong Kong BMX | SHOCKER BMX
・解放のために乗る者 | Benny Abeyta
・「怒りからくるクリエイティブ」| Hikaru Funyu
・「スポーツ」ではなく「カルチャー」として伝える | DIG BMX – Will Smyth
全国の取扱店で販売中!