前回に引き続き、今回も昨年のMOTO文化映画祭のレビュー編を書きます。まず前置きから
MOTO文化映画祭は、全国各地より応募されたBMX映像作品を10本選出し、映画館にて上映するビデオコンテストです。
ベストビデオ賞やクリエイティブ賞などの授賞式を行うBMXの映像祭典でもあります。
国内、海外を合わせた21名のMBFF公式審査員（インスタグラムにて公開）が全ての応募映像を視聴し投票。その総投票数をベースにノミネート作品は選出されてます。得票数の上位10本が映画館にて上映される仕組みなのです。
※今年からフラットランド部門がスタートしますのでの審査員の増員予定です
MOTO文化映画祭での審査に関しては、純粋なる審査員の投票数をベースにノミネート作品を決定しております。
そして今年2024年も開催します！エントリー締め切りは2024年9月20日予定
https://motobunka.com/mb-film-festival2024-2/
僕は、MOTO文化映画祭の審査員ではないので、いちBMXライダーとして、BMXの映像が大好きなファン的目線で昨年のノミネート作品の感想を書いていこうと思います。
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今回は、審査員の得票数順位5位の作品、TARALEBA LIFE FOR MBFFをレビューしたいと思います。
関西を拠点に活動するBMXブランドTaralebaクルーからのエントリー作品TARALEBA LIFE FOR MBFF。この作品の監督を務めたのは、過去にOOKEAHやCOMBOなどDVDを多数リリースしているカズマことKAZUMA TV。
イントロからKAZUMA TVらしさ（選曲）を感じたのが第一印象。
BMXの映像を作り慣れているのもあって、視聴者側として見やすく疲れない映像構成になっていると思います。
個性あるライダーが多く、楽しく見させてもらったのですが、その中でも特に記憶に残ったシーンを3つ挙げるとするならば、、、まず一つ目は初っ端にあるikkoさんのカーブウォール。めちゃくちゃ低いし、低すぎてペグが地面に擦りながら走っている？！コケシーンを見てもそのスピード感が伝わってきますし、あの低いカーブウォールをあのスピードでトライできる勇気に脱帽。
2つ目もikkoさんなのですが、カーブウォール（格子状のフェンス）to下り階段in！確かOUR BMXの編集長はこのトリックを2023年のBEST TRICKとして投票していましたね。自分もほぼ似たようなセクションを見つけたことがあって、でも写真撮れるタイミングでいいかな〜と先延ばししていたら先にやられちゃっていました….。悔しいｲ！
3つ目はTakaoのラストトリック！めちゃくちゃゆるやかにカーブしたウォールの全流し。映像で見てもどんだけ走ってるの？！って感じだし、現場にいなかったけど分かることはtakaoの助走は声が届かないくらいの位置からスタートしていたこと！映像で見るよりはるかに大きいスポットなのだと予想してます。
スキルというよりバイブス（気持ち）でメイクしてるのが伝わってきたので、個人的にとても印象的なシーンでした！
まだ見てない方はマストチェックでよろしくお願い致します⬇︎
