ペグです。ペギーです。
トレンドがあるのは世の常。
2000年代初頭、22年ほど前から乗っていますが、色々な「トレンド」を見てきました。ファッション、音楽、アート、ゲーム、アイドルなどなど、それぞれのシーンには常にトレンドが付き物。BMXも例外ではありませんね。
BMXはストリートカルチャーに分類されるせいか、ヒップホップシーンに近いトレンドの流れがあると思っています。自分が乗り始めた以前の話は情報でしかわからないため、今回話しませんが、この23年間のトレンドは右往左往を経て今のトレンドに行きついているのですが、自分が体験してきたシーンのトレンドを少し辿ってみようと思います。(個人的な意見や見解も多数です)
そして、次のトレンドはどうなるのでしょうか?
毎度ながら確実に長くなるので、いや!今回は特にヤバそうなので、パート別で書いていこうと思います。
まずは2000年初頭!大好き!
【2000-2009年・アメリカ東海岸】
自分が始めた時代、いわゆる今の「ストリート」のジャンルが確立した時代でもあります。
俺の激渋チャリ。多分2005年くらい?
2000年ちょうどに発売したニュージャージー/ニューヨークシティをローカルにするブランド、ANIMALのファーストビデオ「ANIMAL」がキッカケでストリートがメインストリームに。当時はまだVHSでしたね。カセットテープみたいなやつです。
「ANIMAL」がBMXシーンで初めてストリートのみのフッテージで構成されたフルレングスビデオと言われています。
この時点での東海岸の勢いはものすごく、歴史上ここまで世界中を巻き込んだトレンドはないと思っています。
4ペグやノーブレーキのスタイルが流行り出したのもこの頃から。いわゆる「リアルストリート」と言われるジャンルの原点でもある時代だと思っています。その後、2009年までにANIMALはDVDでフルレングスビデオ「Can I Eat?」と「all day」と「Cuts」をリリース。「Can I Eat?」は世界にもっとも影響を与えたフルレングスビデオと言ってもいいでしょう。現在のトッププロもこのビデオがバイブルになっているとよく聞きますし。
とにかく東海岸一強だった時代。ニューヨーク!ブルックリン!
ビデオで使われる曲もヒップホップが多くなり、服装も今の流行りっぽいオーバーサイズへ。
靴はゴツいスニーカー。頭にはバンダナも巻いちゃうぞ☆
この時の流行といえば7インチ台のハンドルバーを超絶カット!※参考画像はやりすぎ
タイヤの太さは驚愕の1.95″、いや、1.75″だってありありのあり!スプロケも36Tから25Tに変わっていった時代。BMXの総重量は18kgくらいあった気がします。フレームだけで3kgとかでしたね。
2000から2009年はとにかくストリートが盛り上がった時代。
次回、Part 2は少し被りますが2008年以降から書いてきます。