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「プロライダーになんてなれるわけない」と言ってたあの人へ

Dです。先日久しぶりにYumiに会って思い出したエピソードがあるので、今週はそれについて書こうと思います。

僕がBMXの映像を作り始めたのは、Yumi Tsukuda (@yumingrow)の映像を残そうと思ったからです(2013年頃)。
そうして当時高校1年生だったYumiとほりえぐみのビデオシリーズを始めました。映像でこういう表現をしてみたいという実験的な思いと、どうすれば注目されるんだろうか。そんなことばかり毎日考えていました。

いつかプロなりたいです!と毎日BMXの練習に励んでいた高校時代の勇海。そんな彼に”プロライダーになれるわけない”と寂しいことを言ってくる大人がいました。当然言われた本人は凹んでいたので、あの人はプロBMXライダーじゃないし、プロを目指したこともない人が言うことを気にするな、と励ました記憶があります。(現役のプロBMXライダーがそれを言うなら説得力あると思います。でもその場合のそれはプロライダーになる為のアドバイスに繋がるものだと思います。)

現在のYumi TsukudaのプロBMXライダーとしての活躍を考えると、あまり想像できないかもしれないけど、これは実話です。

そのエピソードを思い出して僕が思ったのは、いつの時代も何をしても否定的なことを言ってくる人はいるもんだということです。言われた時は凹むかもしれません、だけどそれは全く気にしなくていいし、前向きにいて欲しいということを伝えたいです。

僕自身も、会社をやめて大学へ通うことを決意したとき、愛媛から上京することを決めたとき、BMXを仕事にすると独立を決意したときなど。大きなターニングポイントの場面で、そういう人達がいました。それは遠い存在の人だけではなくて、家族だったり近しい友達の時もありましたから余計にショックなこともありましたけど、家族でも仲の良い友達でも描く未来像というか見えている景色は違いますので、そんなネガティブ発言は全部無視して突き進んできました。

人にはいろんな可能性があると思います。その人の未来のことなんて誰もわかりませんから、無責任な発言をしてくる他人の言葉は気にしなくていいと思います。

目指すものがあるならば、自分の感性を信じて貫くことが大事だと思います。
でもその目標に縛られすぎずに、その道中でこれは違う!と思えば、あっさり諦めて次の道へ行くでいいと思います。途中で変わっても良いんです、その時の自分の正しい感覚に従えばいいと思います。僕はそうして変化し続けています。

あれから10年以上経って「プロライダーになんてなれるわけない」と言ってたあの人は、今もBMXに乗り続けているのかは分かりませんが。もう乗ってないのであれば、あの人にも伝わるくらい日本のBMXシーンのこと発信していきたいと思います。

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