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MURASAKI SHONAN OPEN 2025開催!

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日本屈指のビーチリゾートであり、日本のサーフィン発祥の地・鵠沼海岸(藤沢市)を舞台に、様々なアクションスポーツが楽しめるクロスカルチャービーチフェス「MURASAKI SHONAN OPEN 2025」の記念すべき10回目が開催されました。

そして今回は、本イベントのコンテンツの一つであるBMXストリートコンテスト『Make on the Spot powered by ARK LEAGUE』を取材。

『Make on the Spot powered by ARK LEAGUE』は全国各地より招待された、ライダー8名によるストリートコンテスト。

招待ライダーはオリンピックに出場している中村輪夢や、湘南を代表するトップライダーの溝垣丈司など、超豪華なメンバーとなっている。

招待ライダーは以下の通り↓
・中村 輪夢 / @rimbmx
・溝垣 丈司 / @joji_bmx
・比嘉 勝太 / @shota1211
・Rungrueang Phamee / @tamstylebmx
・宮地 凌汰 / @ryota_miyaji
・上田 崇人 / @takato_ueda
・吉田 侑生 / @yu_yoshida_
・寺林 昌輝 / @tera_bmx

ルールは40秒のベストランを2回、ベストトリックを3回順番に行い、ベストランとベストトリックの一番高い点数を合計し、その得点が最も高いライダーが優勝。

そして優勝賞金は驚愕の“¥400,000”
優勝を巡り、8名の激しい戦いが繰り広げられた。

そしてMCを務めるのは、BASHI BURGER CHANCEのバシとかつて湘南オープンの選手としても活躍していた南 悠麻

いよいよ『Make on the Spot powered by ARK LEAGUE』が開始。

第1走者に最年少となる吉田 侑生から始まり、雲ひとつない炎天下の中、観客がその場から動けなくなるほどの激しいバトルが展開。会場は大きな歓声と拍手に包まれていた。

まず初めに40秒のランがスタート。

今回タイより駆けつけたRungrueang Phameeこと通称“Tam”。

アジア全土で活躍する彼は、ここ湘南でも華麗なダウンサイドテールウィップを披露してくれた。

上田 崇人によるバンクからトランスファーアイスピック。その猛スピードと息を呑むような対空時間から繰り出されたアイスピックによって、ライダー、観客共に火がついた。

そしてベストランを1位で通過したのは溝垣 丈司。重力を感じさせない軽快な動きと模範のようなトリックに観客は魅了されていた。

ベストランが終了した時点のリザルトは以下の通り↓

1位 溝垣 丈司 / @joji_bmx
2位 寺林 昌輝 / @tera_bmx
3位 吉田 侑生 / @takato_ueda
4位 比嘉 勝太 / @shota1211
5位 吉田 侑生 / @yu_yoshida_
6位 宮地 凌汰 / @ryota_miyaji
7位 Rungrueang Phamee / @tamstylebmx
8位 中村 輪夢 / @rimbmx

続いてベストトリックへ。前述の通り、ベストランの2本のうち得点が高い方と、このベストトリックの一番高い得点が合算された点数で競い合う。

第1走者は、世界で活躍するオリンピック選手の中村 輪夢。

アップレールのダブルペグからオポジット180ダウンサイドテイルウィップを繰り出し、ベストトリック一発目から高得点を獲得、後続に圧力をかける。

そしてここで見せつけるのは宮地 凌汰。フェンスへのウォールライドに挑戦するが、惜しくもメイクならず。

誰もが予想しなかったトリックチョイスと、何度も地面叩きつけられてもトライする姿に観客からは大きな拍手が湧き上がった。

比嘉 勝太によるファーサイドクランクアームグラインド。

ベストトリックの3回の内、最初の2トライはメイクできなかったが、3トライ目でメイクする本番強さを見せつけた。

打たれ強さと体のバネが持ち味の寺林 昌輝がチョイスしたトリックは、手前のバンクから特設セクションへのバースピントランスファー。

3トライともメイクはできなかったが、コンテスト終了後の泣きの1回で見事メイク。ルール上、得点とはならないがライダーも観客もこの展開には盛り上がっていた。

ベストランで1位を獲得した溝垣 丈司は、もちろんベストトリックでも見せつける。アップレッジからの540と、アップレールからのダブルバースピンを華麗にメイク。

湘南の男としての意地すらも感じるベストランとベストトリックを発揮し、見事優勝に輝いた。

優勝賞金は何に使うのか聞いたところ、今のところは海外ツアーの費用に充てる予定だそう。

約6年ぶりの開催となったSHONAN OPENは、湘南らしい快晴に恵まれ、10回目の開催にふさわしい日になっただろう。今回はBMXの取材だったが、スケートボードやサーフィン、アーティストによるライブなど、その他コンテンツは盛りだくさん。

来年も開催された際には、ぜひ会場に足を運んでみてほしい。

Photo/Text: Tani

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