DIG BMXとVANSが企画する各国のBMXショップによるビデオコンテスト”VANS THE CIRCLE”。
アジアからは韓国のSHREDD チームが参戦。リーダーのLee Cruickshankにインタビュー。English here
記事を読む前にまず映像をチェック!オンライン投票式のコンテストなので気になる映像があれば参加してみよう。
投票はこちらから⇨https://vansthecircle.digbmx.com/vote ※投票は10/30本日中!
Vans The Circleってそもそもどういう企画なの?
Vans BMXとDigが企画してる世界中のショップが3分以内の映像を作って競う映像コンテストだよ。
コンセプトは世界中のショップ、ローカルシーンやライディングスタイルを発信すること。
去年はグローバルゲストの枠で参加して、今回は運がいいことに招待されて参加できたんだ。
SHREDDのチームメンバーについて
Lee: ライダーはJi Hoon (@transcended_ahjussi)、Gyumin Shim (@hot9min)、Hanwool Jung (@youfeelthirstee)、Sapo (@sextinction_sapo)、Sein Lee (@fw_ollo)、そして自分が出演してるよ。
Sapoはイラストレーターで今回の映像タイトルやライダー名のグラフィックを作ったんだ。
それと写真撮影でBoony (@boony33)が参加してくれて、すごくいい写真も撮れたよ。
撮影と編集はJi Hoonが担当して、トラックも彼が作ったんだ。今回はみんなが個々の得意なことを活かした特別な作品ができたと思うよ。
Ji:今年はまだ2回目の膝の靭帯手術からのリハビリ中でカメラマンとして参加して、編集もしたしビデオで使ってる音楽も作ったんだ。あとHanwoolがカラー編集を手伝ってくれたよ
今回の映像で伝えたかったことは?
普段から乗っている嘘のないスタイルやスポットを見せたかったんだ。
クルーのみんなは普段通りのナチュラルなスタイルを見せれたと思うし、そこから彼らがどんな人なのかも垣間見えたと思うかな。
イーストコーストやジャパニーズスタイルとはまた違う、ソウルからは独特で特徴のあるスタイルが生まれ始めてるし、今回それを撮影できたこと、より広くBMXコミュニティに共有できたのは嬉しかった。
撮影で大変だったことは? 韓国ではセキュリティとかどうなの?
自分はJiと何度かビデオを作ったことがあるんだけど、他のライダーはみんな初めての撮影だったんだ。
他のショップはプロだったり経験豊富なクルーが多いと分かってたから、そこは少しプレッシャーだったけど、逆にモチベーションにもなったかな!
短期間に色々なことを教えたし、学びもしたよ。仲間とぶつかったことは楽しくなかったけど、そういった経験もよかったし、絆もより深まったかな?笑
よく言う「キックアウトされずに長く乗れるスポット」、「この人のライディングに合ったスポット」、「そのエリアにあるプランBのスポット」は必ず考えながら乗ってるよ。
セキュリティはその時によるけど、一番面倒なのは関係のない正義感を持った一般人だね。他の国と一緒でスポット、エリア、時間によって変わるよ。
韓国は世界有数のスポット天国だと思ってるんだけど、 地元のストリートスポットはどう感じてる?
Lee: 今でもソウルは4年前に引っ越して来た時と同じように驚かされるよ。小さなスポットは沢山し密集もしてるけど、大きなスポットを見つけるのは逆に難しいんだ。一般的なエンダー(バンガークリップ)をソウルで残すのは個人的に難しく感じるかな。
Jiが残念がってるけど、ほとんどのスポットはキレイなレッジスポットなんだ。
本当のことを言うと数年まえまでは自分もレッジスポットがあまり好きじゃなかった。自分は難しいことをするより、環境に適応したライディングとスタイルを自然に作ることが楽しいんだ。
多くのレッジスポットは角度、曲がり方、レイアウトなど、ある種のユニークな特徴があるんだ。だからテクニカルな乗り方をするライダーにとっては最高だと思うけど、そうでない人にとっては少しつまらないかもね。
Ji:韓国のソウルや他の都市もレッジスポットが多いことで有名だけど、自分はみんなが大好きなレッジスポットは好きじゃないんだ。
自分は韓国人があまり得意じゃないトランジションだったりアイディアスポットが好きなんだ。最近そういうスポットをソウル以外で沢山見つけたんだ。もしかしたらソウルから引っ越すかも笑
Vans the circleの映像を作ったことで今後期待していること
Lee: 今回、SHREDDのTaehoがこの小さなシーンにどれだけ貢献してサポートしてくれているかわかったよ。クルーのみんなが次のプロジェクトに意欲的になってくれたことは本当に嬉しい。このエネルギーが韓国シーン全体に浸透することを願っているよ。そして次の3回目にまたSHERDDとして参戦したいと思ってるよ!
Ji:今回のコンテストを通して韓国の若いライダー達が活動的になって映像を作ったり、活躍してくれることを期待してる。他の国と同じように韓国は美しく魅力的な国だと思うんだ。社会的な期待やメインストリームな文化が韓国らしさを特に若い世代から奪ってると感じているよ。BMXは単なるスポーツじゃなく、世界中の人とコミュニケーションをとれる言語と文化なんだ。