前回に引き続き、今回も昨年のMOTO文化映画祭のレビュー編を書きます。まず前置きから
MOTO文化映画祭は、全国各地より応募されたBMX映像作品を10本選出し、映画館にて上映するビデオコンテストです。
ベストビデオ賞やクリエイティブ賞などの授賞式を行うBMXの映像祭典でもあります。
国内、海外を合わせた21名のMBFF公式審査員(インスタグラムにて公開)が全ての応募映像を視聴し投票。その総投票数をベースにノミネート作品は選出されてます。得票数の上位10本が映画館にて上映される仕組みなのです。
※今年からフラットランド部門がスタートしますのでの審査員の増員予定です
MOTO文化映画祭での審査に関しては、純粋なる審査員の投票数をベースにノミネート作品を決定しております。
そして今年2024年も開催します!エントリー締め切りは2024年9月20日予定
https://motobunka.com/mb-film-festival2024-2/
僕は、MOTO文化映画祭の審査員ではないので、いちBMXライダーとして、BMXの映像が大好きなファン的目線で昨年のノミネート作品の感想を書いていこうと思います。
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今回は、審査員の得票数順位4位の作品、健全路上少年による健全ロードショーをレビューしたいと思います。
こちらの作品に関しては、オンライン用に再編集中ということでYouTubeには公開されておりません。昨年のMB映画祭に来た人ぞ知るってやつですね。実際の映像は後日お楽しみに!
まずは、本作の監督を務める湯浅 真雄のインタビューからチェック!https://motobunka.com/whoknowsknow_004_maoyuasa/
WHO KNOWS KNOW: 004 MAO YUASA 2022-01-18
健全路上少年とは?
ライダー、ライター、スケーター、街で自分を表現してる人々の総称。
見事ノミネート作品に選ばれた”健全ロードショー”は、2年前のインタビューで答えてくれたこの回答をビジュアル化した作品だと思いました。BMXのライディングをメインとしていますが、作品の随所にグラフィックが散りばめられており、それもこの企画オリジナルとして作られたものだと思います。ジャンルは違えど同じ表現者として作り上げた共同作品とも言えるでしょう。
映像に出てくるライディングスポットは大阪が中心だと思いますが、大阪でよく見るあのスポット!という感じではなくて、街を知り尽くしているからこそ見つけたスポットも多数ありそうだなと思いながら見ていました。個人的に行ってみたい場所もあったり。
そして、本作品のエンダーを飾るキンクしたダウンレッジスポットは5年前くらい?自分もスポットだけ見たことはあったんですけど、いろんな意味でワントライだなとか、海外のプロライダーならやるかな〜?とか思いながら素通りしていました。まさかMBFFで見れるなんて思っていなかったので、めちゃくちゃアガりましたね。BIG UP湯浅 真雄 !