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[SHOUT OUT! U-25] スタイルってなに?w

「SHOUT OUT! UNDER – 25」こちらは25歳以下限定でバトンを回していく新しい形の”RIDERS COLUMN”。自己紹介、チャリ以外の話、将来の野望、なんでも。若者の声よ届け!!
第3回目は、第2回目のコラムを担当した大田蓮からの指名より、神奈川県横浜市出身の大霜 優馬が執筆。


こんにちは、こんばんは!
Yumaです。
同じSimone好きで一緒に映像観て、次なんのトリックするか言い当てたあの頃も懐かしいRENくん、ご指名ありがとう!
ちなみにSimoneの10年前のwelcome part editなら、言い当てるの多分勝てます笑

出身は神奈川県横浜市、イメージされる横浜とは対照的な割と緑の多い、なんだか住みやすいところに今は住んでいます。
もともとBMXレース出身で5歳の頃からレースコースやトレイルへよく遊びに行っていました。

遊んでいく中で出会った同い年のHibikiとTsukasaに誘われてスケートパークに行きだしてからパークにもよく行くようになり、3人の頭文字をとってHTY BMXっていうチームというかCREWというのか、集まりをキッズの頃に組んで、みんなでBMXとかMTB DHとかで遊んでましたね。
二十歳になった今でも一緒にツアーしたり、呑みいったりして遊んでいます笑

大会なんかにもよく足を運ぶようになって、RimとかTakato、Ryotaなんかと知り合ってどんどん幅が広がっていって。
今回コラムを回してくれたRENくんとも昔、神戸のみなとの森でやっていたENJOY BMX CONTESTがきっかけだったような。懐かしい!今度の10月開催予定のPERUGIA CUPも第一回目にキッズクラスで参加してました。その時あたりからパークをメインに乗るようになってきた感じでした。

とにかくBMXが好きで中学時代も部活に入らず、何にもない(と思っていた)地元をひたすら回ったり、新横浜のパークまで片道1時間をBMXで自走して行ったり、疲れも知らずよく乗っていたなぁなんて。
小学校の頃も毎日のように親と一緒にFBXトレイルに行ってもらったり、確かこの頃も16インチで自走して新横浜に行っていたような、、結構BMX好きっぽいです笑
ZEN Distributionに仲間入りさせてもらってからは更にストリートの幅も広がって、ツアーに行って刺激を喰らったり、行ったことのない街で楽しんだり。

同世代の仲間も増えてきて、夜な夜な都内やらをストリートして映像を撮ったり。BMX最高に楽しんで乗っています笑

そんな自分も、BMX以外のモノにも目をやるようになりまして。その観点から考えるスタイルについてをコラムの内容にさせていただきました。
ちなみに完全に主観です。笑


自分はダートやらレースやら、もちろんストリート、パークいろんなBMXの映像を観て育ってきて、もちろん今でも観ているんですが、最近は乗りに行く前にスケートボードの映像を観たりしていまして。
観始めたきっかけは友達のスケーターに観せてもらった、とある海外スケーターの映像だったんですが、そこからいろんなスケートの映像を観ていくうちにどんどん惹かれちゃいました。

なにに惹かれたのか?BMXもかっこいいじゃないか!ごもっとも。もちろん大好きなんですが、スケートボードの映像を初めてじっくりと観たときに、改めてストリートのかっこよさを感じました。

そもそもスケートボードに触れる機会はこれまでほとんどなかったんですが、前職がスケーターの多い職場だったこともあり、そこで先輩、友達に色々教えてもらいまして。
話していく中でスポットの路面にこだわりがあるスケーターが多いことを知って、自分はほとんど考えたこともなかったので結構衝撃を受けました。
アプローチ、ランディング、ラインの路面、点字ブロックの有無、スケーターにとってスポットを見るときに結構気になる人も多いんじゃないのかなぁと。

1分30秒あたりに出る友達のクリップが特に好きです

そんな中でもやっぱり綺麗な路面は滑りやすいなんて、BMXも同じだと思うんで観なくたってわかるんですが。いろんなスケーターの映像を見ていく中で見るからに滑りにくそうな路面でも滑るスケーターを観るとめちゃくちゃアガるんです。

ランディングが粗ければスムーズな着地は期待できないはずですし、それを上回るメンピタに合わせられる技術が必要なんじゃないかと。多少スケッチーなメイクでもスタイルが出ていてかっこいいスケーターもいるんで難しいとこではありますが!笑
そんなこと考えながら映像を観てると、出てくるスポットにも細かく目が行くようになって、毎回刺激をもらってます。
BMXもスケートボードも昔から密な関わりだと思うので、当たり前だよ!なことだったかもしれませんが、僕はあまり路面に対して気にしたことがなかったので、正直に驚きました。
逆に言えば路面を案外気にしないで凸凹だろうが、土だろうが、点字ブロックがあろうが突っ込めるところはBMXの魅力なのかなとも!

BMXの魅力を再認識できたので、スポットの見え方が増えて、より一層ストリートが楽しいなぁと感じてます。

jzmang Leoの作品。映像もスケートも音も最高でお気に入りの作品です

他にも、ひとつひとつのクリップがかっこいいなと思ったところも、惹かれた理由のひとつ。
詳しくいえば、動作一つとってもかっこよさが際立つなと思ったことです。
トリックの難しさは正直どれもできないんで全部すげぇなと思うんですが、例えばプッシュ(地面を蹴って進むスケートボードの基本)がイケてるスケーター、板の持ち方がかっこいいなと思うスケーター、ランディング時の手の形が渋いなと思うスケーターなど、トリック以外の動作までかっこいいスケーターを見るとめちゃくちゃアガります。
考えてみればBMXの映像観てかっこいい人の漕ぎ方を真似して新横浜まで自走したなぁなんて思い出したり。スケートの映像を見ると初心に返れる気がします。

結論、自分が観てカッケェなと思った人の映像は、スケートボードもBMXも、スタイルの出ている人ってことなのかなとも思いました。
正直何がスタイルかなんて未だによくわからないんですが、何かしらこだわりをもって、乗っている人、滑っている人なんじゃないかと。
自然と滲み出てくるものがイケていて、だからあれこれ好きな滑り嫌いな走りが沢山あって。
選ぶスポットもスタイル、チョイスするトリックもその人のスタイル、スケートのプッシュの仕方も、BMXの漕ぎ方も、グリップの握り方、映像の撮り方撮られ方、全てがスタイルなんじゃないかなと。
誰かと競うことでもないと思っているんで、誰を意識するよりも自分がかっこいいって思えるライディングができれば幸せなのかなとも。
だからこそ、団体競技のスポーツではなく、遊びの延長としてめちゃくちゃ楽しいものなんだなって日々感じてます。

ここまでスケートボードについてBMXのメディアに書いておいて、BMXほんとに好きなんですか、って感じかもですが、もちろんBMXが大好きで、自分スケボーは正直プッシュに毛が生えたくらいしかできないです。笑
はじめの方で書いたように乗りにいく前に観るくらいなんでかなり影響を受けていたりするんですが、自分の根本はBMXにあって、スケートの映像に出てくるスポットでBMXならなにができるだろう?とか、スケーターが滑れなくともBMXなら乗れるスポットがあるんじゃないか?とかスポットを見る目線が変わって、これまでよりももっとBMXに乗るのが楽しくなったり。スケーターの友達と話せる幅が広がったのも嬉しかったり!

変な理屈なしに自分のできないことをやっている全てのスケーターすごすぎです。めちゃくちゃかっこいいしリスペクトっす。
自分の映像でもこだわりを持ったスポット選び、トリックチョイスしていけたらと思います!

次のバトンは、茨城のヤング、会うたびなんでも成長しているThorns crewサンちゃんに回そうと思います。
キャラも最高で大好きなサンちゃんがなにを書いてくれるか、楽しみです!笑