最近iPhone 16 Proを購入した谷です。
スマホのカメラ性能がとんでもなくハイレベルになっていますよね。インスタやYouTubeでもスマホで撮影した動画をよく見かけます。
そんな中でもたまにですが「カメラが欲しいんだけど、どれを買えばいいの?」と聞かれることがあります。カメラを使用してフィルミングする私にとって、スマホではなくカメラを使いたい人がいるのを知ると嬉しくなります。
決してカメラ博士ではありませんが、少しでも皆さんが自分に合ったカメラと出会えるよう、カメラの強みとメリット、デメリットについて書いてみようと思います。
スマホとの違い
冒頭でも話した通り、スマホのカメラは今とんでもなくハイレベルになっています。撮れる映像で言えばビデオカメラや一眼に遅れをとりません。今や4Kでも取れますしね。
スマホとカメラの違いで言えば、全てが違います。iPhoneにはiPhoneの特色があるように、メーカーや機種によって撮れる映像はさまざまです。スマホにもiPhoneとAndroidで違いがありますよね。
ただここで言いたいのは、どちらが良い悪いではなく、好きか嫌いの話なのです。
スマホでももちろん良い映像を作れる人はたくさんいますし、映像の作風に合っていないカメラを選べば、かえって見ずらい映像になってしまいます。
つまり、BMXの乗り方に合わせてBMXをセッティングするように、映像の撮り方によってカメラを選ぶのが最適だということです。
それらを踏まえた上でビデオカメラと一眼の2つに分けて書いたので、下に読み進めていただけたらと思います。
①ビデオカメラ

「手軽にBMXの映像を撮りたい!」という方におすすめなのがビデオカメラです。
ビデオカメラは名前の通りビデオに特化したカメラで、手ぶれ補正や光学ズームなど、映像を撮る上で必要な要素が詰まっているカメラがほどんどです。
強みで言えばやはりその手軽さでしょうか。コンパクトでなおかつオートで動いてくれる機能が多いので、電源をONにしただけで使えちゃうのが強みですね。
あとは定番の魚眼レンズも大半のビデオカメラに装着できます。スマホに取り付ける魚眼カメラに満足できない人にお勧めしたい理由の1つです。
最近の流行りで言えば、あえて古いカメラを好んで使っている人も多いです。比較的安く手に入りますし、昔のビデオカメラ独特のレトロな雰囲気を気に入るライダーも多くいるのではないでしょうか。
私がメインで使っているビデオカメラで言えば、「Sony VX2000」というテープ記録式のカメラがあります。

BMXやスケートボードでも名機とされているビデオカメラです。
夜の暗い場所でも強く、使い勝手も抜群に良い、6年間ともに動いてきた愛機です。こちらについて詳しく知りたい方はいつでもDMください。
②一眼

「映像も本気で作り込みたいし、写真も撮ってみたい!」といった方にお勧めなのが一眼です。
カメラ本体とレンズを用意しなければいけないですが、より上の映像を求める方にはこちらがお勧めです。
その強みはやはり映像の綺麗さが違います。細かい説明は省きますが、ビデオカメラでは出せない背景のボケは一眼でしか出せません。
弱みではありませんが、ビデオカメラはそれひとつで完結しますが、一眼はカメラ本体だけでは稼働しません。レンズを用意して初めて機能します。しかもレンズの種類もメーカー純正で20本以上あり、その中から予算と相談して選ぶ必要があります。
逆に言えばレンズさえ変えれば撮れる映像は無限に変化します。その場面に合わせたレンズを選ぶことで、最適な映像を撮ることができます。
しかしレンズによってはオートフォーカスがなかったり、手ブレ補正がなかったりとするため、撮影者の技量が試される部分もあります。私個人的にはそれも撮影者の個性が出たり、映像に味が出たりするのでメリットなのですが。
ちなみにカスタマイズというところで行くところまで行くとこうなります。

結局のところ、私がカメラを使用して撮影するものとして、一度はカメラを使用してみて欲しいのです。
カメラが変われば良い映像が撮れるとは限りませんが、表現の手段として新しいものを取り入れれば、あなた自身の表現の視野も広がると思います。