モト文化放送第10回「学校をBMXパークに変える。冨永勇太の夢の実現に向けて」を聴いていただいた方は、すでにご存知だと思いますが、現在鳥取県に住むBMXライダー 冨永勇太は廃校をBMXパークに変えるプロジェクトを進めていました。
収録したのは今年の2月、このドリームプロジェクトについてインタビューした時は、行政とも折り合いがつき、ほぼほぼパークの着工が決まったタイミング。さあこれから!と本格的に動き始める、そんな時期だったのを覚えています。
一方で、コロナウイルスが徐々に広まりはじめていた時期でもあり、これほど深刻な状況になるとは予想だにしていませんでした。
あれから半年以上が過ぎ、緊急事態宣言を乗り越えてあの廃校はどうなったのか。本人にインタビューしてみました。
Q.前回の収録(2020年2月)の時は、まだBMXパークの名前を決めれてないって言ってたけど、名前決まった?
Yuta – やっと決まったよ、奥大山から名前をとって「Big Mountain Rooms」
Q.コロナとかいろいろあって大変だったと思うけど、パークは全体で何%完成してる?
Yuta – 動きづらい時期もあったけど、全体で70%くらいは完成したよ。パークも良い感じに進んでるし、校舎側の受付カウンター、編集ルームのパソコンとかプロジェクターも整った。音楽室にも音響機材とかスピーカーも入れてもらったし、あとはデコレーションするだけかな。
体育館の室内BMXパーク
校舎側の受付カウンター
編集ルームのパソコン 編集ルームのプロジェクター
イベント用の音楽室
DJブース
Q.パーク設計に関して、BIG MOUNTAIN ROOMSの特徴とかある?
Yuta – アールをデカ目に作っているところかな。アールの大きさは2mと2.3mのところがあって、横幅も12mはあるよ。デッキに奥行きを作ってて2.8mある。
あと、ジャンランの着地を気持ちよくするために少しだけアールがかっているところもだね。
Q.これから作ろうとしてるものは?
Yuta – あとはバンクtoバンクとモヒカン、デッキの端にもアールを置いて、反対側はバンクにする予定。
スパインの横にバンクtoバンクを置いて、それを挟むように壁側にアールがかったウォールを置くつもり。やばいトランスファーとか見れそう。
バンクtoバンク デッキ上のアール
Q.オープニングイベントはいつやるの?
Yuta – 11/21,22でやる予定。450JAMを復活させたいから、「450JAM」をやります。
BMX人生の半分以上を450な大先輩達にお世話になったのでまたあんなJAMをやりたいと言う気持ちです。
詳細は近日公開します。
公式インスタグラムアカウント→ @big_moutain_rooms
Q.最後に、今苦戦してることってある?
Yuta – とくにないよ。あとは動くだけ。
取材後記
廃校をBMXパークにする、その話を本人から聞いたのが今年の2月。
おもしろそうだしポッドキャストやろうよってことで、その時はまだ廃校を使えるかどうか行政とやりとりしているくらいの段階でした。とりあえず夢のパークについて話してもらったわけなんですけど、気がついたらあの時話していたことがどんどん現実になっていて。
ぜひ、この記事を読んだ後にその時のポッドキャスト聴いてもらいたいです。(下記に貼ってます)
夢を実現する姿に最大限のリスペクトを送ります。
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